今、感じている幸せは?

◆初めての子供だったのでダウン症候群とわかかったときは私の人生が普通ではなくなると思った。ゆっくりだけど子育ての喜びを感じ16歳なのにかわいくて子離れできません。

◆生まれたとき「お母さん」と呼んでくれるのだろうか?と悲しんだが、17歳の今では、誰よりも母の体や心を気遣ってくれる。わが子の愛情に包まれて、毎日過ごせていることを幸せに感じている。

◆いつもにこにこ笑顔でいてくれることに癒される。

◆なぜ我が子が障害児なのか、虚しい絶望感にさいなまれた。いつの頃からか一緒に成長させてくれる存在に心から感謝できるようになった。健常ならできて当たり前のことも一つ一つが感慨無量。

◆本人が幸せにしている姿を見ることが幸せ。

◆生まれてすぐのころから歩くことや話すことなどが少しでも遅れず成長してほしいと必死になっていた、中学生になりある程度成長が落ち着くと親としても少し距離を置き、本人がやりたいことを楽しそうにしている様子を見ていることに幸せを感じる。

◆笑顔を見ていると癒される。家族みんなを笑わせるムードメーカーかな。

◆生まれてきてくれありがとう。いつも優しさと癒しをくれてありがとう。ゆっくりだけどちゃんと成長している我が子が愛しいです。

◆ゆっくりだけど出来ることも増え、明るく元気よく育っていることを幸せに思う。

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小学校を卒業してからのこどもの成長は?

◆中学校から養護学校へ進学して、本人はとても楽しく学校生活を送っている。小学校の時にはなかった学校や先生、お友達の話をしてくれる。

◆自主通学で居眠りしてバスに遅れたり、些細なことで公共の場で爆発して、他の生徒さんから学校に通報され、先生に怒られたりしている。本人や学校からの連絡に母はどういうことかと尋ねると俺があかんからや!と怒る。あかん自分と向かい合おうとしているのは成長のはずと我慢している。

◆それなりにゆっくりと成長していると思う。

◆小学校の時に保育園時代の思い出を聞いたら答えが返ってきた。さらに図工で未来の自分という紙粘土のお題に、なりたい職業を表現していたこと。断片的にも過去を思いだして、具体的な将来の姿に思いを巡らせるのは時間軸を意識できているのかもしれないと思った。

◆毎年、健常児とともに新しいことに挑戦してきた小学校時代に比べ、同じことの繰り返しが多い養護学校に物足りなさも感じていましたが、その分、本人は穏やかに過ごせたと思います。入学するときに目標にしてきた自主通学(JRと帝産バス)で通うことも中学3年で達成できた。

◆学校の仕組みや周りの人たちとの接し方に少しずつ慣れてきたようだ。2年生になり帰りのみ単独下校ができるようになった。少しだが出来ることが増えることはうれしい。

◆身体的に第2次成長期があまりにも早くて驚いた。ハンディを持つ子は比較的早いそうだ。精神面はまだ幼いので色々な面で気遣わないといけないのだということを実感。地元小学校から養護学校(中学部)へ進みいっぱい話をするようになった。友達との関わりも増え自分らしく毎日を過ごせるようになってきた。環境って大切だと思う。

◆文字を書くのが大好きで、今では漢字もたくさん書けるようになった。

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将来に向けて、今、気になることは?

◆高等部を卒業してからの行き先があるのか不安

◆早期退行について母は何が?どうなるのか?どうしてか?起こらないようにできないのか?親が老化したとき親亡き後にしてやれることは?

◆今はないけど高校卒業後の就職があるのか?できるのか?

◆望ましい独り立ちやタイミングを勉強していきたい。納得できるグループホームに出会えるご縁があるだろうか?

◆仕事のことお金のこと親亡き後のことetc.
本人は飼育係になりたいと言っているが、その夢がかなうことがないと思うと、とても切なくなります。「僕、結婚できるのかなあ」と聞いてきたり、家を建てる夢もよく話したりします。自分の夢とどう折り合いをつけて人生を歩むのかが心配。

◆退行ペースが少しでも妨げられる手立てがほしい。自立に向けて例えばグループホームに入れるかどうかetc.

◆卒業後の進路と親がそばに居られなくなった時のこと。

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